メッセージ


Sep by Step


2012年5月21日


 インターネットユーザの飛躍的増加に伴い、ユーザニーズの多様化にマッチしたアプリケーション提案とその最適システムの創出が必要となります。

 製造業の所謂、「垂直統合型ビジネスモデル」の頂点に立つ大企業には優秀な人材が豊富にいます。アプリケーション提案も最適システムの創出も可能です。また、少品種大量生産もしくは多品種少量生産、市場価値が高く売れる商品ならばどちらの選択肢も可能です。しかしながら、年々増大する固定費をカバーし尚且つ年度毎の利益を確保するために、手間暇かかる多品種少量生産よりも少品種大量生産、極言すれば一発勝負に近いヒット商品に賭ける経営に陥りがちです。優秀な人材が集まれば、人材が豊富ならば毎年のようにヒット商品を創出できるか、そんなに世の中甘くは無いところが「ビジネスの妙」といえます。

 一方、水平分業型ビジネスモデルを支える中小企業には、二通りのタイプがあります。第1は、大企業のファミリー企業、下請け企業として垂直統合型ビジネスモデルの一翼を担います。デバイス、部品、モジュール、装置、組込みソフト等の個々のシステム要素単位の物造りはできますが、システム全体まさに最適システムを創出可能な人材はほとんどいないのが現状です。第2は、自ら提案するシステムの実現に必要な要素技術の開発に取組むベンチャー企業です。ビジネスの成功確率は「千三つ」、千件トライしても成功するのは三つだけと知っていても果敢にチャレンジします。

 社会には、至る所にその業界のエキスパートな人材が存在します。長年の業務経験で培ったノウハウを持っていますが、直近のアウトプットに追われ明日の糧である研究開発に取組む余裕がない場合がほとんどです。

 マーケットイン・プロダクトアウトをモットーに、技術のエキスパート達と市場・顧客ニーズにマッチした新商品を創出することを目的に玄人ネットワーク株式会社を創業しました。

・自らシステムを提案し、必要な要素技術の開発にも取組む企業

・1000分の3の確率を二桁上げて10分の3の成功確率

を「継続は力なり、Step by step」で目指します。

 

皆様のご支援よろしくお願い致します。

 

                        2012年5月21日

                        代表取締役 徳田 清仁