目に見えない脅威


現代社会に潜む「目に見えない脅威」


 日常生活には、人間の5感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)では察知できない多種多様な脅威が潜んでいます。

 

・5感の限界: 人間が検知できるのは、半径10m程度の「パーソナルエリア」内に限られます。

・インシデントの多様化: 屋内外を問わず、交通事故や不慮の事故など、身の安全を脅かす事案(インシデント:Incident)が突発的に発生しています。

・特殊詐欺の深刻化(屋内型リスク): スマホの普及に伴い、犯人の姿が見えない特殊詐欺が急増しています。高齢者を狙ったオレオレ詐欺だけでなく、全スマホ利用者を対象とした新たな手口が次々と現れており、被害額は約280億円(2021年度)と高止まりの状況です。

 



被害の甚大度による段階分類


 

 身の周りで発生する出来事は、その被害の大きさに応じて以下のように段階的に分類されます。日常生活における些細な事案(インシデント)が、大きな危機や災害の引き金になるケースが多発しています。 

 

段階 分類 概要
1 事案 (Incident) 日常生活の中で突発的に発生する些細な出来事。
2 事故 (Accident) 人命や財産に具体的な被害が出る事象。
3 緊急事態 (Emergency) 迅速な対応を迫られる切迫した状態。
4 危機 (Crisis) 組織や個人の存続を揺るがす重大な局面。
5 災害 (Disaster) 自然災害や人為的災害による大規模な被害。
6 破局 (Catastrophe) 壊滅的で修復が極めて困難な最悪の事態。

リスクマネジメントとその限界


自助・共助・公助による回避


 安全の原則は、自らの身は自分で守る「自助にあります。これに加え、過去の経験を基にした日常の予防、リスク顕在化時の対応、復旧活動などを時間軸に沿って規定する共助」や「公助」の仕組みが日本国内には数多く存在します。


リスクマネジメント


 個人のリスクマネージメントの基本は、「君子危うきに近寄らず」的な慎重な行動です。一方、共助や公助の観点から、被害を最小限に抑えるために、過去の経験を元に日常の予防、リスクが顕在化した場合の対応、および復旧のすべての活動等がリスクマネージメントとして時間軸上で規定されています。


従来型マネジメントの限界(想定外リスク)


 個人の5感を越えた場所からやってくる脅威や、過去に経験のないインシデントは「想定外リスク」となります。被害規模が「危機」「災害」「破局」に達すると、事前に準備していた従来のリスクマネジメントでは対処しきれないのが実情です。


当社の取り組み


AI技術による「認知・判断能力」の向上


知的活動プロセス


 人間が脅威に遭遇し、想定外リスクを回避して身の安全を確保するまでには、以下の3つの知的活動プロセスを経る必要があります。

 

①.認知
 5感で脅威を的確に把握する ②.判断
 回避の緊急性を認識し、最適な行動を選択する
③.行動

 選択した回避行動を実行する

当社のソリューション


 個人の5感や従来のマネジメントでは対応できない「想定外リスク」に対し、当社は**独自の「AI利用型脅威認識技術」と「注意喚起方法」**を開発しました。

 知的活動プロセスのステップ ①認知②判断 の能力をAIによって大幅に向上・補佐することで、目に見えない脅威からの確実な回避行動(③)へと導き、スマホ社会の安心・安全に貢献します。