ビジョン

社会課題解決へのアプローチ

想定外リスク対策

　日常生活では、自然災害や人為的災害が突発的に発生し、普段は目に見えない脅威が現実となり誰もが想定外リスクに直面します。近年のコロナウィルス感染(COVID-19)パンデミックや最近頻発している特殊詐欺やアポ電強盗・詐欺は、典型的な想定外リスクとして社会不安を増大させています。

　常日頃から一人一人が身の安全確保に心掛けるだけではなく目に見えない脅威に対する有効な想定外リスク対策を備え緊急時に速やかに実施する体制作りが喫緊の課題となっています。

孤立・孤独

　日本社会では、核家族化の拡大に加えてコロナウィルス感染症対策の一環として「新しい生活様式」に沿った日常生活が浸透しています。単身世帯や単身高齢者が増加する一方で家族や友人たちとのコミュニケーションの機会が減少しています。社会的に孤立した環境下で、不安や悩みを抱え孤独感が増大し心の拠り所を失うことによる個人と社会全体の活力低下が危惧されています。今年から内閣府でも孤立・孤独対策室を設置し検討を始めています。

　孤独感は、犯罪の被害者だけではなく加害者の感情に大きな悪影響を与え、犯罪発生の原因の一つとされています。

　孤独感の解消に向けて、人の「心の拠り所」の確保し、仲間達と感動体験を共有する仕組み作りに取組みます。